「熊本地震で避難生活が長引いているけど、ホテルに無料で泊まれる支援はないのだろうか」——そう感じている被災者やそのご家族も多いのではないでしょうか。令和8年熊本地震の発生から1週間以上が経過し、避難所での生活が長期化する中、高齢者を中心とした健康二次被害を防ぐための宿泊支援が、民間・行政の両面から始まっています。この記事では、スーパーホテルによる無料宿泊支援を中心に、熊本県の「ホテル等避難」制度や民間の支援事例をまとめました。
最終更新日: 2026年8月5日
スーパーホテル、熊本県内65歳以上を対象に無料宿泊支援
スーパーホテルは、令和8年熊本地震の復興支援として、熊本県在住の65歳以上の人を対象に、九州のスーパーホテル16店舗で無料宿泊支援を実施すると発表しました。避難生活の長期化に伴う健康二次被害を防ぎ、安心して眠れる環境をサポートする狙いです。公式Xアカウントでの発表は以下の通りです。
【令和8年熊本地震 復興支援】
熊本県在住の65歳以上の方を対象に、九州のスーパーホテル16店舗で「無料宿泊支援」を実施します。避難長期化に伴う健康二次被害を防ぎ、安心して眠れる環境をサポートします。
▼期間:2026/8/24~2027/1/3
▼予約方法:「電話」または「フロントでの直接予約」— スーパーホテル (@SUPERHOTEL3) August 5, 2026
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 熊本県内在住の65歳以上の人(同室の家族も、代表者が65歳以上であれば対象) |
| 実施期間 | 2026年8月24日〜2027年1月3日 |
| 宿泊可能数 | 期間中合計で最大7泊(連泊・複数回・複数店舗の組み合わせ利用も可) |
| 予約開始 | 2026年8月5日午前10時〜、電話または各店舗フロントで受付 |
| 必要書類 | チェックイン時に熊本県内の住所と年齢が確認できる運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証等の提示が必須 |
| 対象店舗数 | 九州16店舗(福岡・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島の各県に所在) |
対象店舗には、福岡県のスーパーホテルPremier博多駅・筑紫口や、熊本県の熊本駅前・商工会議所前、大分県の中津駅前・別府駅前、宮崎県の店舗、鹿児島県の薩摩川内・霧島の店舗などが含まれます。店舗ごとに受け入れ可能な部屋数に限りがあるため、利用を希望する人は早めの予約をおすすめします。すでに通常プランで予約済みの人も、条件を満たせば無料プランへの変更を相談できます。
詳しい対象店舗一覧や最新の空室状況は、公式サイトで確認してください。
スーパーホテル以外の宿泊支援・避難先情報
スーパーホテルの支援以外にも、行政・民間による宿泊関連の支援が進められています。あわせて確認しておきましょう。
熊本県「ホテル等避難」制度
熊本県は、避難所生活が難しい被災者向けに、ホテルや旅館への避難を支援する制度を案内しています。スーパーホテルの支援とは異なり年齢制限はなく、対象市町村の被災者であれば申し込みが可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 対象市町村の被災者でホテル等への避難を希望する人(誰でも申込可) |
| 対象市町村 | 熊本市、八代市、宇土市、宇城市、氷川町、美里町、甲佐町、御船町、嘉島町、益城町 |
| 費用負担 | 宿泊費は公費負担。食費・入湯税等、移動費、駐車場代は自己負担 |
| 避難期間 | お住まいの市町村の避難所が閉鎖されるまでの間で、各ホテル等が受け入れ可能な期間(状況により転居の可能性あり) |
| 申込方法 | 専用フォームまたはQRコードから申し込み |
通常のホテルサービス(リネン交換や食事提供など)は保証されない点に注意してください。詳しい申込方法や対象条件は、熊本県の公式ページで確認できます。
Airbnb.orgによる緊急避難先の無償提供
Airbnb.orgは、公益社団法人ピースボート災害支援センターなど日本の主要非営利団体と連携し、医療・緊急対応にあたる人や被災者を対象に、宿泊施設の無償提供を開始したと発表しています。支援確定から24時間以内に緊急避難先を提供する体制が組まれており、今後より広い被災地域への対象拡大も検討されているとのことです。
ただし、本記事更新時点では具体的な申込方法は「準備が整い次第、順次公開」とされており、詳細は未発表です。利用を検討する場合は、公式発表を待って確認することをおすすめします。
対象外の人や、他の宿泊先を探したい人へ
年齢や地域の条件で上記の支援対象に当てはまらない人や、支援対象の店舗が満室だった場合は、通常の宿泊予約サイトで空室状況を確認するのも一つの方法です。
※熊本市周辺のおおよその位置です。宿泊施設を探す際の目安としてご利用ください。
まとめ
- スーパーホテルは熊本県内65歳以上を対象に、九州16店舗で最大7泊の無料宿泊支援を実施(2026年8月24日〜2027年1月3日、予約は8月5日10時〜)
- 熊本県は「ホテル等避難」制度で、対象10市町村の被災者(年齢制限なし)にホテル・旅館避難の宿泊費を公費負担
- Airbnb.orgも緊急避難先の無償提供を開始したが、申込方法の詳細は本記事更新時点で未発表
- いずれの支援も対象条件や申込方法が変更される可能性があるため、利用前に必ず公式情報を確認することが重要
熊本地震に関するその他の最新情報は、以下の記事もあわせてご覧ください。
2026年7月28日熊本地震の被害・津波・交通・救援支援まとめ
2026年熊本地震の道路通行止め最新情報
この記事を書いた人
Ellen(福岡県在住歴30年・監修:サク/株式会社ponista)
福岡を拠点に、九州の最新情報を現地目線でお届けしています。熊本出身として、一日も早い復興を願っています。

