福岡市で地下鉄を日常的に利用している方の中には、「福岡市 地下鉄全線定期」というキーワードでお得な移動方法を探している方も多いのではないでしょうか。
通勤・通学や日常の移動に便利な福岡市地下鉄。その全線で自由に乗り降りできる定期券が「ちかパス」です。空港線・箱崎線・七隈線の全3路線に対応し、発着駅にかかわらず使えるため、乗り換えが多い方や路線をまたいで移動する方にとって高い利便性を誇ります。
この記事では、福岡市地下鉄の全線定期「ちかパス」について、その仕組みや料金、購入方法、活用のコツまで網羅的に解説しています。また、「全線定期券とは何か?」といった基礎知識や、ICカード「はやかけん」との連携についても詳しくご紹介します。
これから福岡市の地下鉄をより効率的に利用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。自身のライフスタイルに合った定期券の選び方を知ることで、日々の移動がさらに快適で経済的になります。
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福岡市 地下鉄全線定期の基本情報
- 全線定期券「ちかパス」は福岡市地下鉄全線で利用可能
- ちかパスは空港線・箱崎線・七隈線すべて乗り放題
- 1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の3種類から選択できる
- 学生用ちかパスは学割適用で料金が安く設定されている
- ICカード「はやかけん」に定期情報を搭載可能
- 乗り越しも自動精算されるため急な移動にも対応
- 他社ICカード(SUGOCA・nimocaなど)は非対応
- ちかパスは乗っチャリパスと連携して駐輪場もお得に使える
全線定期券とは何ですか?

全線定期券とは、特定の鉄道路線やエリア内を、一定期間自由に何度でも乗車できるタイプの定期券です。通常の区間指定型定期券と異なり、発着駅にかかわらず、対象の全線で乗り放題になるのが最大の特徴です。
福岡市地下鉄での全線定期券は「ちかパス」という名称で販売されています。これは、福岡市営地下鉄が運行する空港線・箱崎線・七隈線のすべての区間において、定められた期間内であれば自由に乗降が可能になる定期券です。通勤や通学などで複数の路線や駅をまたぐ利用が多い方にとっては、コスト面でも利便性の面でも非常にメリットがあります。
一方で、利用する区間が限られている人には割高に感じる場合もあるため、日々の移動範囲や乗車頻度を確認してから選ぶのが理想的です。例えば、毎日同じ駅間を往復するだけであれば通常の区間定期券の方が安く済むことがあります。
また、全線定期券の対象期間には、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の3種類があり、長期で購入するほど1日あたりのコストは安くなる仕組みです。加えて、購入方法も駅の自動券売機や定期券売り場、ICカード「はやかけん」との連携など、選択肢が広がっています。
このように、全線定期券は柔軟な移動が求められる人に最適な選択肢です。通勤ルートが変動しやすい方や、複数路線を活用する方には特におすすめできる定期券と言えるでしょう。
福岡市地下鉄 ちかパスの特徴
福岡市地下鉄の「ちかパス」は、地下鉄全線(空港線・箱崎線・七隈線)で乗り放題となる全線定期券です。通勤・通学に加え、通院や買い物、レジャーなどにも活用しやすく、多くの市民や学生に選ばれています。
まず特筆すべきは、どの駅から乗っても、どこで降りても一定料金で利用できる点です。1ヶ月:12,570円、3ヶ月:35,830円、6ヶ月:67,880円(一般の場合)というシンプルな料金体系で、乗車回数が多いほどコストパフォーマンスは高まります。
また、学生割引が適用される「学生用ちかパス」も用意されており、1ヶ月7,340円から利用可能です。購入時には学生証または通学証明書が必要ですが、利用区間を気にせず通学できるという点で非常に人気があります。特に、定期的に通塾やアルバイトで移動する学生にも使いやすい設計です。
ちかパスは、ICカード「はやかけん」に搭載することができ、チャージ金額があれば定期区間外の乗車も自動で精算されます。これは、乗り越し精算がスムーズになるため、急な予定変更や遠出にも対応できるというメリットがあります。
注意点として、他社ICカード(SUGOCAやnimocaなど)にはちかパス機能を搭載できないことが挙げられます。また、新規購入時には定期券売り場または特定駅の券売機でしか発行できない場合があるため、事前に確認しておくと安心です。
総じて、ちかパスは「どこからでも、どこへでも」乗れる自由度の高い定期券であり、通勤や通学のストレスを減らし、快適な移動を実現する手段の一つとして非常に優れたサービスです。
💬 「ちかパス」とは?重要ポイントまとめ
- 福岡市地下鉄全線(空港線・箱崎線・七隈線)が乗り放題
- 有効期間は1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月から選択可能
- 一般・学生・高齢者(65歳以上)向けの料金区分あり
- 学生用は学割が適用され、証明書の提示が必要
- ICカード「はやかけん」に搭載可能で乗り越しも自動精算
- 乗っチャリパスと組み合わせて駐輪場もお得に利用可能
- 購入は定期券うりばまたは一部の自動券売機から
- 他社ICカード(SUGOCA、nimoca等)には非対応
使い方と対象者を確認して、無駄なく活用しましょう!
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福岡市営地下鉄 料金表の確認方法
福岡市営地下鉄の料金は、乗車区間によって細かく設定されており、乗車前に確認しておくことでスムーズに移動できます。目的地までの正確な運賃を知るには、公式サイトや駅の設備を活用するのが確実です。
もっとも簡単な方法は、福岡市地下鉄の公式サイト内「料金表」ページをチェックすることです。ページ内には「区間別の運賃表」が掲載されており、自分の乗車区間を確認するだけで片道料金をすぐに把握できます。さらに、通勤・通学定期券や全線定期券(ちかパス)の料金表も同じページ内で参照できます。
また、地下鉄各駅に設置されている自動券売機でも、目的地を選択することで自動的に必要な運賃が表示されます。券売機は多言語対応で、観光客にも使いやすい設計です。画面の指示に従えば、誰でも迷わず確認できます。
加えて、「はやかけん」や「SUGOCA」などのICカード利用者であっても、公式サイトや駅の運賃表で料金を事前に確認しておくことをおすすめします。ICカード利用時も運賃は通常運賃と同じで、距離に応じて自動的に差し引かれる仕組みです。
このように、福岡市営地下鉄の料金を確認する方法は複数あり、自分に合った手段を選ぶことで、時間や手間を最小限に抑えられます。特に定期券を検討している方は、事前に区間運賃と定期料金を比較しておくと、お得に利用できるかどうかの判断がしやすくなります。
区分 | 大人料金 | 小児料金 | 定期券(1ヶ月) | 定期券(3ヶ月) | 定期券(6ヶ月) |
---|---|---|---|---|---|
1区 | 210円 | 110円 | 8,170円 | 23,290円 | 44,120円 |
2区 | 260円 | 130円 | 8,700円 | 24,840円 | 47,070円 |
3区 | 300円 | 150円 | 9,440円 | 26,930円 | 51,040円 |
4区 | 340円 | 170円 | 10,080円 | 28,740円 | 54,470円 |
5区 | 350円 | 180円 | 10,460円 | 29,850円 | 56,590円 |
6区 | 370円 | 190円 | 10,740円 | 30,620円 | 58,070円 |
福岡市地下鉄の料金は260円ですか?
福岡市地下鉄の運賃が「一律260円」と思われている方も多いかもしれませんが、実際には乗車する区間によって料金が異なります。運賃は距離制で、短距離ほど安く、長距離ほど高くなる仕組みです。
例えば、最も安い「1区」の区間であれば、大人の通常運賃は210円です。これが乗車距離によって徐々に上がり、「6区」では最大370円まで加算されます。したがって、260円という金額は中間的な距離にあたる区間で発生する運賃の一例であり、全ての乗車に該当する金額ではありません。
料金体系はシンプルで、「1区」〜「6区」の6段階に分かれています。空港線・箱崎線・七隈線のどれを利用しても、区間ごとの料金設定は統一されています。なお、子ども料金や障がい者割引なども用意されており、それぞれ運賃が異なりますので、詳細は公式サイトか駅窓口で確認するのが安心です。
また、ICカード(はやかけん・SUGOCAなど)を使った場合も同じ料金体系が適用されます。ただし、紙のきっぷと違い、ICカードなら乗り越し精算が自動で行われるため、料金の管理がしやすくなります。
このように、「260円」というのはあくまで一部の区間に該当する料金であり、福岡市地下鉄全体の標準料金ではない点にご注意ください。目的地に応じて正しい運賃を事前に把握しておくことで、スムーズな移動が実現できます。
福岡地下鉄 クレジットカードで乗車できる?
福岡市地下鉄では、クレジットカードによるタッチ決済での乗車が可能です。近年、利便性の高いキャッシュレス化が進む中、福岡市営地下鉄でも専用の読み取り機を設置し、主要ブランドのクレジットカードに対応した乗車サービスを導入しています。
このサービスは、VISA、Mastercard、JCB、American Expressなどのタッチ決済対応カードを使い、改札機に「ピッ」とタッチするだけで乗車できる仕組みです。事前に切符を購入する必要がなく、チャージ不要でスムーズに利用できる点が魅力です。
また、交通系ICカードを使わずとも、月額利用上限が設定されているため、たとえば定期券を購入しなかった月でも、利用額が一定金額(2024年度時点で12,570円)を超えるとそれ以上の請求は発生しません。この仕組みは定期券代わりとしても活用され、利用者の間で好評です。
ただし、注意点もあります。クレジットカード決済によるタッチ乗車は一部の駅や改札でのみ対応している場合があるため、すべての駅で利用できるわけではありません。また、カードによっては海外発行のものや古い仕様のものが使えないこともあるため、事前に確認しておくと安心です。
このように、福岡市地下鉄ではクレジットカードでの乗車が可能になっており、日常の移動がより手軽かつ快適になっています。出張や観光などで一時的に利用する方にとっても、非常に便利な選択肢といえるでしょう。
福岡市営地下鉄 料金改定の最新情報
福岡市営地下鉄では、近年の物価上昇や運営コストの変化に伴い、定期的に料金改定が行われています。2023年には一部区間の運賃が見直され、最短距離(1区)での大人運賃が210円、小児は110円となりました。また、定期券の価格にも変更が加えられています。
改定後の定期券料金は、たとえば1区の通勤定期が1ヶ月8,170円、3ヶ月23,290円、6ヶ月で44,120円です。これにより、長期間利用する人にとっては3ヶ月または6ヶ月定期の方が割安になるよう設計されています。通学定期券についても同様の改定が行われており、通学距離や利用期間に応じた料金が設定されています。
さらに、全線乗り放題の「ちかパス」も料金変更の対象になりました。一般向けの1ヶ月料金は12,570円、学生向けは7,340円です。これにより、特定の区間にとらわれず地下鉄全線を利用したい方には、ちかパスがより一層メリットのある選択肢となっています。
なお、改定内容は福岡市交通局の公式サイトや駅のポスターなどで周知されていますが、見落としがちな場合もあるため、定期券の更新や購入前には最新の情報を確認することが大切です。
今後も経済情勢やエネルギーコストの影響を受けて料金が見直される可能性があるため、福岡市営地下鉄を頻繁に利用する方は、改定情報に注目しておくと良いでしょう。
💬 最新の料金改定情報は公式サイトで確認を
- 福岡市営地下鉄では料金が変更される場合があります。
- 定期券や「ちかパス」の価格も見直し対象となることがあります。
- 情報は交通局の公式WEBサイトで最新の状態をチェックできます。
- 定期更新・購入前には公式情報を確認しておくと安心です。
ご自身の通勤・通学スタイルに合わせて、最適な定期券を選びましょう。
福岡市営地下鉄 定期券 購入の流れ
福岡市営地下鉄の定期券を購入する際は、利用者の目的や状況に応じていくつかのステップを踏む必要があります。ここでは、初めて定期券を購入する方でもわかりやすいように、購入の流れを詳しくご紹介します。
まず、定期券には通勤用・通学用・高齢者向けの「ちかパス65」などがあり、それぞれ購入条件や必要書類が異なります。利用開始日や乗車区間を事前に明確にしておくと、スムーズに手続きを進められます。
1. 購入場所を選ぶ
福岡市地下鉄の定期券は、以下の場所で購入が可能です。
- 地下鉄駅の券売機(はやかけんマークがある券売機)
- お客様サービスセンター(定期券うりば)
- 七隈線の自動定期券発売機(天神南・薬院・福大前・野芥・橋本)
なお、初めて通学定期券を購入する場合は、券売機ではなく、お客様サービスセンターや自動定期券発行機での対応が必要です。
2. 必要書類を準備
通勤定期券は申込書が必要となる場合がありますが、自動券売機で購入する際は不要です。通学定期券は、学生証や通学証明書などの在学確認書類が必須です。割引定期券を利用する際は、身体障害者手帳などの公的証明書をあわせて提示する必要があります。
3. 購入可能な期間を確認
定期券は、通用開始日の14日前から購入できます。駅券売機では7日前(継続購入は14日前)から購入可能です。計画的に手続きを進めるためにも、スケジュールには余裕を持っておきましょう。
4. ICカードへの搭載もおすすめ
記名式のICカード「はやかけん」には定期券の機能を搭載することが可能です。これにより、改札での利用がよりスムーズになるうえ、万が一カードを紛失した場合でも再発行ができます。
このように、福岡市営地下鉄の定期券購入は、用途に応じた準備と選択が必要です。券種や利用目的をよく確認し、最適な購入方法を選びましょう。
🔍 ここまでよくある質問まとめ
- Q. 福岡市地下鉄の全線定期券「ちかパス」とは?
- 福岡市営地下鉄の全線が乗り放題になる定期券です。1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月単位で購入でき、利用頻度が高い人におすすめです。
- Q. 定期券の購入場所はどこですか?
- 駅の券売機(はやかけんマーク付き)、お客様サービスセンター、七隈線の定期券専用機で購入できます。通学定期の新規購入は駅窓口が必要です。
- Q. クレジットカードで地下鉄に乗車できますか?
- はい。タッチ決済対応のクレジットカード(VISA、Mastercardなど)で、改札にタッチするだけで乗車できます。月上限金額も設定されています。
- Q. 福岡市営地下鉄の料金改定はありましたか?
- 最近では2023年に運賃の見直しがありました。最短区間の大人運賃は210円に改定されています。定期券やちかパスの料金も変更されています。
- Q. 福岡市営地下鉄の定期券を買うときの流れは?
- 乗車区間の決定 → 必要書類の準備 → 購入場所の選択 → 購入手続きという流れです。はやかけんに定期券機能を付けると便利です。
迷ったときは公式サイトや窓口で最新情報を確認するのがおすすめです。
福岡市 地下鉄全線定期の活用方法
- ちかパスの購入は定期券売り場または一部券売機から可能
- 料金は一般12,570円/月、学生7,340円/月
- 利用区間が限定される人には通常定期券の方が安いこともある
- はやかけんを使えばICカードでのスムーズな改札通過が可能
- 記名式ICカードなら紛失時も再発行が可能で安心
- ちかパスは柔軟な移動が必要な人に特に向いている
- 全線定期券は通勤・通学の効率化とコスト削減につながる
福岡でJRと地下鉄の定期を1枚にするにはどうすればいいですか?

福岡市内で通勤・通学をされる方の中には、JRと福岡市営地下鉄を併用している方も多いのではないでしょうか。そんな方に便利なのが、JRと地下鉄を1枚のICカードでまとめた「連絡定期券」です。
この連絡定期券は、SUGOCA(スゴカ)と呼ばれるJR九州のICカードに、地下鉄区間の定期情報をまとめて搭載する仕組みです。つまり、JR区間と地下鉄区間の移動を1枚のカードでスムーズに行うことが可能になります。
この定期券は、「SUGOCA定期券」として発行され、駅の自動改札機でも1枚で通過できます。区間の組み合わせによっては利用できない場合もありますが、福工大前~博多~天神のような一般的なルートであれば問題ありません。
ただし、この連絡定期券は地下鉄側の自動券売機では購入できません。JRのみどりの窓口や福岡市交通局のお客様サービスセンターで購入・更新の手続きを行う必要があります。
また、はやかけんとの併用はできませんので、SUGOCAへの一本化が前提となります。すでにSUGOCAを持っている場合は、そのカードに連絡定期の機能を追加する形になります。
通学や通勤で両路線を頻繁に利用する方には、定期券の管理が簡単になり、改札の通過もスムーズになるメリットがあります。まずは利用予定の区間が対象かどうか、JR九州の公式サイトまたは窓口で確認してみましょう。
福岡市地下鉄 定期 どこで?購入場所を解説
福岡市地下鉄の定期券を購入するには、いくつかの選択肢があります。利用する目的や区間、券種によって最適な購入場所が異なりますので、ポイントを整理しておきましょう。
主な購入場所は以下の3つです。
- 各駅の自動券売機:駅に設置されている「はやかけん」マーク付きの券売機では、ほとんどの定期券が購入可能です。ただし、通学定期券の新規発行はできません。
- お客様サービスセンター:姪浜・西新・天神・博多・貝塚・別府にある定期券うりばでは、すべての種類の定期券に対応しており、初めての購入や変更手続きも行えます。
- 七隈線の定期券専用機:天神南、薬院、福大前、野芥、橋本の各駅に設置。混雑を避けたい方には便利です。
通学定期券を購入する場合には、学生証や通学証明書などの提出が必要です。特に新学期や新年度には混み合う傾向がありますので、早めの準備がおすすめです。
また、定期券購入時には、記名式のICカード「はやかけん」への登録が基本となります。すでに持っている場合は、そのカードに定期機能を追加可能です。再発行やチャージ機能もあるため、利便性が高くおすすめです。
お客様サービスセンターではクレジットカードでの支払いにも対応していますが、自動券売機では現金のみの場合があるため、事前の確認が必要です。
初めて定期券を購入する方は、福岡市地下鉄公式サイトで最新の案内や記入例を確認してから行くと、スムーズに手続きできます。
福岡市営地下鉄 定期券 売り場の詳細
福岡市営地下鉄の定期券は、目的や利用者の状況によって購入場所が異なります。スムーズに定期券を購入するためには、どこで何ができるのかを事前に把握しておくことが大切です。
福岡市地下鉄の定期券は、主に以下の3か所で購入・更新が可能です。
- お客様サービスセンター(定期券うりば)
姪浜、西新、天神、博多、貝塚、別府の6か所に設置されています。
学生用の新規定期券、JRや西鉄との連絡定期券など、すべての定期券に対応しています。 - 駅券売機(「はやかけん」対応機)
地下鉄各駅にある自動券売機では、通常の定期券(一般・通学の継続など)が購入可能です。
ただし、新規の学生定期や連絡定期券などは発行できません。 - 七隈線の自動定期券発売機
天神南、薬院、福大前、野芥、橋本駅に設置。混雑を避けたい方には便利です。
なお、定期券の新規発行には「記名式はやかけん」が必要になります。持っていない場合は、その場で発行手続きができますが、デポジット(預り金)500円が必要です。また、学生定期を購入する際には、学生証や通学証明書の提示が必須です。
お客様サービスセンターでは、現金だけでなくクレジットカードや交通系電子マネーでの支払いも可能です。支払い方法の柔軟さも含め、幅広いニーズに対応しているのが特徴です。
初めての購入や変更手続きが必要な場合は、お客様サービスセンターを利用するのが安心です。各窓口の営業時間などは、公式サイトでも確認できます。
地下鉄全線定期 福岡 料金を比較
福岡市営地下鉄を日常的に利用する方にとって、全線乗り放題の定期券「ちかパス」は魅力的な選択肢です。ただし、区間別の通常定期券と比べて、どれほどお得なのかを理解しておくことが重要です。
「ちかパス」は、地下鉄全線が対象となっており、どこから乗っても、どこで降りても同一料金で利用できます。特に、通勤・通学で複数路線や遠距離を利用する方にとっては、大きなメリットがあります。
券種 | 1か月 | 3か月 | 6か月 |
---|---|---|---|
一般(ちかパス) | 12,570円 | 35,830円 | 67,880円 |
学生(ちかパス) | 7,340円 | 20,920円 | 39,640円 |
一方で、区間定期券は利用区間が限られますが、短距離通勤や単一路線の場合は「ちかパス」よりも安くなる場合があります。したがって、自分の通勤・通学ルートの距離や乗換状況に応じて、比較検討が必要です。
また、全線を頻繁に移動する人や、途中下車をよくする人にとっては、「ちかパス」の利便性とコスパの高さが際立ちます。自由度と経済性のバランスを見ながら、最適な定期券を選びましょう。
福岡市営地下鉄公式サイトでは、区間ごとの運賃や定期料金の試算も可能です。まずは自分の利用状況を把握し、最もメリットのある定期券を選ぶことをおすすめします。
福岡市営地下鉄 定期 料金検索のやり方
福岡市営地下鉄の定期料金を検索するには、公式サイトの「定期券料金表」や「料金検索システム」を活用するのが便利です。これにより、区間ごとの料金や通用期間に応じた費用を正確に把握できます。
まず、福岡市地下鉄の公式サイトにアクセスし、トップページから「乗車券・料金割引」>「定期券」へと進んでください。
ページ内には、1区から11区までの通勤・通学の定期料金表が掲載されており、1か月・3か月・6か月の各プランの金額を確認できます。また、PDFでのダウンロードも可能なので、印刷して手元に置いておくのも良いでしょう。
さらに、「ちかパス」などの全線定期券を検討している場合は、区間に関係なく定額で利用できる点に注目してください。特に通勤・通学で乗車回数が多い方にはコストパフォーマンスの高い選択肢となります。
一方で、定期券の料金は区間や年齢、学生種別(大学・高校など)によって異なります。そのため、必ず最新の情報を公式ページで確認し、自分の利用状況に最も合ったプランを選ぶことが大切です。
なお、割引「はやかけん」などを使用する際の料金も別途掲載されているため、該当する方はそちらの情報も要チェックです。
福岡市地下鉄 定期 お得に使うコツ
福岡市地下鉄の定期券をお得に使うには、いくつかの工夫があります。まず第一に検討したいのは「ちかパス」の利用です。これは福岡市地下鉄全線が対象となる定期券で、1か月・3か月・6か月のいずれの期間でも乗り放題となるため、頻繁に利用する方にとっては非常にお得です。
通学・通勤の距離や回数が多い方ほど「ちかパス」の恩恵を受けやすく、特に学生用のちかパスは一般料金よりも大幅に割引されているため、活用しない手はありません。
また、地下鉄と駐輪場の定期をセットで利用できる「乗っチャリパス」も見逃せません。駅まで自転車で通う方にとっては、定期券と駐輪場の費用を一括で管理でき、さらに割引も適用されるため経済的です。
さらに、65歳以上の方には「ちかパス65」という専用定期券もあります。これは年齢による優遇制度で、同じく全線乗り放題の特典が付きます。
ICカード「はやかけん」を定期券として利用することで、チャージ残高で定期区間外の運賃も自動清算されるなど、利便性が向上します。特にIC定期券なら紛失時の再発行も可能なので、紙の定期券よりも安心です。
このように、利用スタイルに応じた定期券を選び、関連サービスと組み合わせることで、福岡市営地下鉄の移動がさらに便利でお得になります。
福岡市 地下鉄全線定期まとめ
福岡市地下鉄の全線定期「ちかパス」は、通勤・通学などで頻繁に利用する方にとってコストパフォーマンスの高い選択肢です。空港線・箱崎線・七隈線の3路線すべてに対応しており、乗車区間を気にせず利用できるのが最大の魅力です。
- 福岡市地下鉄の全線定期券は「ちかパス」という名称
- 空港線・箱崎線・七隈線すべてに乗り放題で利用可能
- 「ちかパス」は1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の期間から選べる
- 一般・学生・高齢者向けで料金が異なる
- 学生用ちかパスは学割適用でコストを抑えられる
- ICカード「はやかけん」に搭載可能で乗り越し精算が自動
- 他社ICカード(SUGOCA、nimoca等)では利用できない
- 券売機またはお客様サービスセンターで購入ができる
- クレジットカード決済でのタッチ乗車も一部可能
- 定期券の購入には必要書類(学生証等)の準備が必要
- 定期券は14日前から購入できる(券売機は7日前から)
- 全線定期は区間指定定期より自由度が高い
- 短距離利用者は区間定期の方が安いケースもある
- 「乗っチャリパス」と併用すると駐輪場もお得に使える
- JRと地下鉄の連絡定期はSUGOCAに統一して利用可能
料金は一般で月額12,570円、学生は7,340円と設定されており、回数が多ければ多いほどお得になります。また、「はやかけん」ICカードとの併用により、定期区間外の自動清算が可能で、利便性がさらに向上します。
さらに、65歳以上の方には「ちかパス65」が用意されており、高齢者の移動支援にも力を入れています。
販売場所は地下鉄駅の券売機(はやかけんマーク付き)やお客様サービスセンターで、通用開始日の14日前から購入可能です。
総合的に見ると、福岡市地下鉄の全線定期は、料金面・利便性・サービスの充実度からみても、都市交通を賢く使うための最適解といえるでしょう。
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